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木造在来工法は、柱と梁を骨格にした軸組工法です。 軸組工法は自在性に富み、開口面を多くすることができます。そのため通風・採光に優れた家となり、自然を取り込みながら高温多湿の気候適した工法として発展してきました。
また軒、庇、天窓、中庭、植栽などにより日差しを調整したりすることも併せて工夫されました。長い歴史の中で色々な改良を経て、日本の気候風土に合致した今日の工法になったのです。
弊社は在来工法(木造軸組み工法)を信奉しています。信奉とは言いましたが素朴な意味での信仰ではありません。得失を見定めて言う事です。
木造在来工法とは日本古来の伝統的な建築法(のアレンジ)によるものですが、誤解を避けるために言うとデザインの和洋とは関係がなく、当然洋風でもOKです。
伝統工法とは言えその工法は年々近代化しており、一般に建築基準法も災害があるごとに、より厳しい方向へ向かっています。
近代化とは正直に言うと数多い改良点とすこしの退歩から成り立っています。 退歩とは十分な手間を掛け辛くなっていると言う事、昔に比べると簡便なやり方にせざるを得ない部分があります。
それを含んで尚、在来工法はその他の工法に比べて良い面を持っていると思うのです。 実際の値打ちと比較した価格の安さ・その後の増改築のやりやすさ・設計のトータルな自由度・年を経た後の強度など、総合的に判断すれば
在来工法に軍配が上がるのではないでしょうか。
日本の気候風土に育まれた先人の知恵には捨てがたい良さがあり、現代的な間取りの中にその知恵を生かすのがベストな組み合わせだと思います。
先進諸外国の緯度を考えた事がおありでしょうか、ほとんどは北海道あたりと同緯度です。梅雨もありません。 言葉を変えて繰り返しますが、日本人の優れた知恵は長い建築の歴史によって育てられ、その知恵は又 日本の建築を磨いて来ているのです。
自分の家族の健康と生命と財産を託すのに足る理想の建築素材として、30年以上掛けて成長した自然の樹木が持つ強さと柔軟性に勝るものは
ないと私自身が思うからこそ当社は在来の木造軸組工法の良さと自然素材を生かしより快適な住まいを創り続けるのです。
世の中に欠点の無いものはなく、むしろ長所と欠点は同時に同じ数だけ存在すると言えます。
何にせよ「宣伝」とは長所をことさら大きく取り上げて注意をそちらへ向けさせて、その長所の裏側にある欠点に気づく心のゆとりを奪ってしまうという、TVで人気のマジック技法と共通した側面を本来的に持つものです。
家を建てようとする時、どの工法を選ぶにしても目を引く長所に心を奪われ広く客観的なものの見方を失いたくないものです。
在来工法を選ぶにしても、工期が少し長くて職人の技術が求められる点への理解は必要ですし、在来軸組み工法以外を選ぶ方はその工法が持つ欠点も、利害関係者以外の公平な観点からの情報を基にして承知しておく必要があります。
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